2022/09/30 BLOG リスケジュールをする前に考えないといけないこと。 一般社団法人近畿任意売却支援協会の山本です。 本日は最近あったご相談内容についてお話をしたいと思います。 ご相談いたったきっかけは銀行から提案されているリスケジュールでした。 リスケジュール(リスケ)は、毎月の返済額を見直して無理のない範囲で支払いができるようにすることを言います。 この言葉だけを見るとすごく良い響きに聞こえますよね。 しかし、 リスケジュールには大きな落とし穴があるのをご存知でしょうか? リスケジュールは一定期間の支払い金額を低くする代わりにその期間を過ぎれば当初の支払い額を超える又は支払い年数が伸びるなど大きなデメリットが伴う行為です。 問題を先延ばしにしただけで何も解決していないのでリスケジュールを選択するのであれば、具体的な計画を立てることをお勧めします。 実際にリスケジュールで期間を猶予してもらったとしても数年後には支払えない金額が請求されます。 そうすると住宅ローンの滞納となってしまいます。 住宅ローンの滞納が続くと期限の利益喪失となり残っているローン額に対して遅延損害金が発生することとなります。 遅延損害金は日に日に数万円という金額で増えるためこれまで一生懸命に返してきた金額を大きく上回ります。 それであれば問題が起きた時点で根本的な解決をすることが重要となります。 ほかにも金融機関によっては交渉ができないような金融機関もあります。と言っても金融機関も人なのできちんと話をすればわかってくれます。 そのために必要なのは解決する目の十分な時間です。 ただただ、電話をして話をするわけではありません。 金額の根拠や希望、購入者さんとの調整、契約書類の準備など時間がかかってしまうものばかりです。 解決ができなくなる理由のほとんどは時間が足らない、金融機関との話し合いができないなどです。 リスケジュールをする前にその選択が正しいのかを一度考えた方がいいと私は思っています。 住宅ローンの支払いが厳しいと感じたらまずはご相談ください。
一般社団法人近畿任意売却支援協会の山本です。
本日は最近あったご相談内容についてお話をしたいと思います。
ご相談いたったきっかけは銀行から提案されているリスケジュールでした。
リスケジュール(リスケ)は、毎月の返済額を見直して無理のない範囲で支払いができるようにすることを言います。
この言葉だけを見るとすごく良い響きに聞こえますよね。
しかし、
リスケジュールには大きな落とし穴があるのをご存知でしょうか?
リスケジュールは一定期間の支払い金額を低くする代わりにその期間を過ぎれば当初の支払い額を超える又は支払い年数が伸びるなど大きなデメリットが伴う行為です。
問題を先延ばしにしただけで何も解決していないのでリスケジュールを選択するのであれば、具体的な計画を立てることをお勧めします。
実際にリスケジュールで期間を猶予してもらったとしても数年後には支払えない金額が請求されます。
そうすると住宅ローンの滞納となってしまいます。
住宅ローンの滞納が続くと期限の利益喪失となり残っているローン額に対して遅延損害金が発生することとなります。
遅延損害金は日に日に数万円という金額で増えるためこれまで一生懸命に返してきた金額を大きく上回ります。
それであれば問題が起きた時点で根本的な解決をすることが重要となります。
ほかにも金融機関によっては交渉ができないような金融機関もあります。と言っても金融機関も人なのできちんと話をすればわかってくれます。
そのために必要なのは解決する目の十分な時間です。
ただただ、電話をして話をするわけではありません。
金額の根拠や希望、購入者さんとの調整、契約書類の準備など時間がかかってしまうものばかりです。
解決ができなくなる理由のほとんどは時間が足らない、金融機関との話し合いができないなどです。
リスケジュールをする前にその選択が正しいのかを一度考えた方がいいと私は思っています。
住宅ローンの支払いが厳しいと感じたらまずはご相談ください。