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競売になるとプライバシーが守られない?

一般社団法人近畿任意売却支援協会の佐野です。

 

みなさまいつも当協会の任意売却ブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

競売を申し立てられ入札の直前になるとインターネットに三点セットと呼ばれる書類が掲載されます。

三点セットとは物件明細書、現況調査報告書、評価書の3つの書類で、入札に参加する全ての方がこの3点セットを見ながら落札額を設定しています。

 

 

実際一般の方は特に調べなければ閲覧することもなく、3点セットがインターネット上に掲載されていることを知っている方の方が少数だと思います。

3点セットには所有者様への聞き取り内容や室内状況の写真などが掲載されており、プライバシーが全く守られない状態になってしまいます。

 

 

悪質な業者はこの3点セットが掲載されたタイミングでチラシを近隣に配布することもあります。

そのチラシの物件価格には最低落札価格を記載していますが、その価格で購入できることはまずありえません。

 

 

先日当協会が任意売却を行っている物件でも近隣にチラシを配布されたケースがあり、すでに解決目前で売買契約も済ませあとは取引をするのみという時に配布されてしまい、ご相談者様からどうすれば良いかと相談がありました。

 

 

ご相談者様の代わりに私がその業者へ電話をし、競売は取り下げられるからチラシの配布は辞めるように伝えると、電話は一方的に切られそのまま着信拒否をされてしまいました。。。

それからチラシは配布されていませんが、すでに配布されてしまったものは取り消せません。

 

 

競売を申し立てられてしまい、入札期日が近づいてくるとこのような業者が増えてきます。

最低落札価格で落札できる訳もなく、何を目的としているのかは不明ですが、このような迷惑行為を避けるためには早急に解決することが必要になります。

 

 

競売申立後でも充分解決することは可能ですが、住宅ローンを滞納してしまった時点など早期の相談をお勧めします。

早期に相談することによって、解決に対して選択肢が増え、より良い解決ができる可能性が高くなります。

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