2022/04/10 BLOG 大阪で任意売却やリースバックを検討している方。 一般社団法人近畿任意売却支援協会の谷口です。 大阪で任意売却を考えている方は他府県に比べるとかなりの差があります。 そして、競売ではない解決方法として任意売却があることを他府県のかたよりも知っています。 それでも任意売却というものを詳しい方はいません。 ただ、競売を回避するために利用することができる手続きだと知っているまでです。 みなさんが知っている大手の不動産会社でさえ任意売却の手続きを知っている方は少ないです。 今日は任意売却とはどのようなものなのか。 どのようにして進めていくのか、気を付けるポイントなどをお話していきます。 ・任意売却は通常の売却とは違い金融機関が主導となる。 通常の売却行為に関しては所有者である売主が決定権を持ち購入者に対して条件を提示するなどが一般的です。ただし、任意売却は売るか売らないかの意思が所有者にあっても売っていいのか、売ってはいけないのかの判断を金融機関が行います。 大きな違いは 売却後にローンが残らない通常売却か売却後にローンが残る任意売却かです。 一般的に売却後にローンが残る場合において売却することはできません、住宅ローンなどを借りている金融機関がローンを残した状態を認めないからです。 しかし、任意売却においては金融機関ときちんとした話し合いをして金融機関の求める条件で解決をするため売却後にローンが残ったとしても売却を許可してもらえます。 このことから通常売却とは違い任意売却は金融機関が主導となって進めていくのです。 ・任意売却は通常売却と違い期間が限られている。 通常の売却は希望通りの売却ができるまで3年、5年と続けることができますが、任意売却ではそうはいきません。任意売却の売却期間は金融機関により差がありますが3ヶ月から6ヶ月ほどです。この金融機関に与えられた期間で任意売却ができなければ競売の申し立てとなりますのでご注意ください。 ・任意売却も通常売却も不動産の評価は変わらない。 任意売却は通常の売却よりも安く売却されてしまうという印象が強く、実際にご相談時には任意売却=安く売却されるという認識が多いように感じます。そもそも任意売却は競売よりも高い金額を金融機関に返済するために金融機関と話をして行う手続きのため安く売却されることはありません。反対に金融機関は市場相場又は市場相場よりも高い金額での売却しか認めないため、自動的に売却金額は上がります。 ・任意売却を利用したとしても賃貸は借りることができる。 住宅ローンを滞納している状態で行う任意売却は滞納している段階で個人信用情報に傷はついています。任意売却を行ったからといって個人信用情報に傷がついて賃貸が借りれないというわけではありません。 個人信用情報への傷は滞納した段階でついています。 さらに賃貸の契約はすべてとはいいませんが個人信用情報に傷がついていようと借りることはできますのでご安心ください。 ・任意売却よりも法的整理を進める弁護士が多い。 任意売却をするか法的整理をするのかを悩まれているご相談が多いです。結論から申し上げますと法的整理は後からで大丈夫です。法的を進めるためには資産の確認があります。この資産は借金(負の資産)不動産や預金(正の資産)合わせてとなります。 しかも、先に法的手続きを行ったとしても借金や不動産の処理を行うこととなるため、任意売却を行ってから法的手続きを取ることが適切だと考えられます。 任意売却についてのご相談は近畿任意売却支援協会までご相談ください。
一般社団法人近畿任意売却支援協会の谷口です。
大阪で任意売却を考えている方は他府県に比べるとかなりの差があります。
そして、競売ではない解決方法として任意売却があることを他府県のかたよりも知っています。
それでも任意売却というものを詳しい方はいません。
ただ、競売を回避するために利用することができる手続きだと知っているまでです。
みなさんが知っている大手の不動産会社でさえ任意売却の手続きを知っている方は少ないです。
今日は任意売却とはどのようなものなのか。
どのようにして進めていくのか、気を付けるポイントなどをお話していきます。
・任意売却は通常の売却とは違い金融機関が主導となる。
通常の売却行為に関しては所有者である売主が決定権を持ち購入者に対して条件を提示するなどが一般的です。ただし、任意売却は売るか売らないかの意思が所有者にあっても売っていいのか、売ってはいけないのかの判断を金融機関が行います。
大きな違いは
売却後にローンが残らない通常売却か売却後にローンが残る任意売却かです。
一般的に売却後にローンが残る場合において売却することはできません、住宅ローンなどを借りている金融機関がローンを残した状態を認めないからです。
しかし、任意売却においては金融機関ときちんとした話し合いをして金融機関の求める条件で解決をするため売却後にローンが残ったとしても売却を許可してもらえます。
このことから通常売却とは違い任意売却は金融機関が主導となって進めていくのです。
・任意売却は通常売却と違い期間が限られている。
通常の売却は希望通りの売却ができるまで3年、5年と続けることができますが、任意売却ではそうはいきません。任意売却の売却期間は金融機関により差がありますが3ヶ月から6ヶ月ほどです。この金融機関に与えられた期間で任意売却ができなければ競売の申し立てとなりますのでご注意ください。
・任意売却も通常売却も不動産の評価は変わらない。
任意売却は通常の売却よりも安く売却されてしまうという印象が強く、実際にご相談時には任意売却=安く売却されるという認識が多いように感じます。そもそも任意売却は競売よりも高い金額を金融機関に返済するために金融機関と話をして行う手続きのため安く売却されることはありません。反対に金融機関は市場相場又は市場相場よりも高い金額での売却しか認めないため、自動的に売却金額は上がります。
・任意売却を利用したとしても賃貸は借りることができる。
住宅ローンを滞納している状態で行う任意売却は滞納している段階で個人信用情報に傷はついています。任意売却を行ったからといって個人信用情報に傷がついて賃貸が借りれないというわけではありません。
個人信用情報への傷は滞納した段階でついています。
さらに賃貸の契約はすべてとはいいませんが個人信用情報に傷がついていようと借りることはできますのでご安心ください。
・任意売却よりも法的整理を進める弁護士が多い。
任意売却をするか法的整理をするのかを悩まれているご相談が多いです。結論から申し上げますと法的整理は後からで大丈夫です。法的を進めるためには資産の確認があります。この資産は借金(負の資産)不動産や預金(正の資産)合わせてとなります。
しかも、先に法的手続きを行ったとしても借金や不動産の処理を行うこととなるため、任意売却を行ってから法的手続きを取ることが適切だと考えられます。
任意売却についてのご相談は近畿任意売却支援協会までご相談ください。