2023/06/11 BLOG 任意売却は誰でも必ずできるわけではありません。 一般社団法人近畿任意売薬支援協会の椿です。 任意売却とは住宅ローンの返済が厳しくなったり返済できなくなった場合に、ご自宅をより良い形で売却するための制度です。 ローンの支払いを滞納し続けると、住宅ローンの分割返済が出来なくなり（期限の利益の喪失といいます）住宅ローン残高の一括返済を求められ、期限内に返済できない場合は競売にかけられてしまいます。 不動産の売却価格だけではローンを完済できない状態の事オーバーローンといいます。売却時にオーバーローンの場合、金融機関は原則的に売却を許してくれず、売却後に残る差額分を自己資金で支払う事ができなければ一般の方法で売却することができません。しかし、任意売却ならオーバーローンの状態でも売却をすることが可能です。任意売却はオーバーローンの状態の不動産を、債権者の同意をえて売却し、残った債務（借金）を無理のない金額で少しずつ返していく事になります。競売になってしまった場合、落札価格が一般市場よりも低くなってしまう事がほとんどです。債権者は時間と回収できる金額を考え、できれば競売を回避したいと考えている場合が多いので、市場価格に近い価格で売却可能な任意売却での販売に基本的には応じてもらえます。 ただ、『任意売却』は誰でもできるわけではありません。 ●手続きが必要になる 競売は何もしなくても手続きが進んでいきますが、任意売却は内覧の立ち合いや売買契約など立ち会っていただく必要があります。 ●金融機関（債権者）が任意売却を認めない場合がある 債権者が認めてくれない場合は残念ながら全額返済、若しくは競売という選択しかありません。 ●信用情報に記録が残ってしまう。 滞納前に任意売却を行う場合は住宅ローンを滞納する事となり、信用情報に記録が残ってしまいます。 ●売却価格に折り合いがつかず買主が見つからない 債権者が求める価格が市場相場より高くなってしまうなどして期限内に物件が売れない場合、残念ながら競売となってしまいます。 ●保証人の同意を得る必要がある 保証人の同意を得なければ任意売却を進めることが出来ません。 任意売却は誰でも必ずできるというものではありません。ご相談時にも詳しく説明させていただくのでお気軽にお問い合わせください。
一般社団法人近畿任意売薬支援協会の椿です。
任意売却とは住宅ローンの返済が厳しくなったり返済できなくなった場合に、ご自宅をより良い形で売却するための制度です。
ローンの支払いを滞納し続けると、住宅ローンの分割返済が出来なくなり（期限の利益の喪失といいます）住宅ローン残高の一括返済を求められ、期限内に返済できない場合は競売にかけられてしまいます。
不動産の売却価格だけではローンを完済できない状態の事オーバーローンといいます。売却時にオーバーローンの場合、金融機関は原則的に売却を許してくれず、売却後に残る差額分を自己資金で支払う事ができなければ一般の方法で売却することができません。しかし、任意売却ならオーバーローンの状態でも売却をすることが可能です。任意売却はオーバーローンの状態の不動産を、債権者の同意をえて売却し、残った債務（借金）を無理のない金額で少しずつ返していく事になります。競売になってしまった場合、落札価格が一般市場よりも低くなってしまう事がほとんどです。債権者は時間と回収できる金額を考え、できれば競売を回避したいと考えている場合が多いので、市場価格に近い価格で売却可能な任意売却での販売に基本的には応じてもらえます。
ただ、『任意売却』は誰でもできるわけではありません。
競売は何もしなくても手続きが進んでいきますが、任意売却は内覧の立ち合いや売買契約など立ち会っていただく必要があります。
債権者が認めてくれない場合は残念ながら全額返済、若しくは競売という選択しかありません。
滞納前に任意売却を行う場合は住宅ローンを滞納する事となり、信用情報に記録が残ってしまいます。
債権者が求める価格が市場相場より高くなってしまうなどして期限内に物件が売れない場合、残念ながら競売となってしまいます。
保証人の同意を得なければ任意売却を進めることが出来ません。
任意売却は誰でも必ずできるというものではありません。ご相談時にも詳しく説明させていただくのでお気軽にお問い合わせください。