大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の山本です。

 

任意売却で退去費用についてのトラブルが相次いで起きているそうです。

 

任意売却で退去費用を捻出しているのは業界の人間であれば当然の知識としてあります。

その捻出額も金融機関によって決まっておりほとんどの金融機関は一律２０万円から３０万円までとなっています。

 

「退去費用として１００万円を用意します。」

「退去費用として７０万円お渡しします。」

 

このような文言を見たことはありませんか？

 

任意売却で退去費用を捻出するには任意売却で解決をして金融機関より退去費用を配分してもらうか、仲介手数料を減らして捻出するしかありません。

さらに任意売却で金融機関から配分してもらえる退去費用は高くても３０万円ほどです。それでは上記のような謳い文句はどのようにして捻出しているのでしょうか。

 

退去費用を捻出するからといって取引を進めた会社が取引後になって退去費用は捻出できなかったといったケースもありました。

しかも、その方がいつになったら退去費用がもらえるのかと連絡をしてやっとその回答が得られたそうです。

結局、その方は退去費用を捻出してもらえないまま親族からお金を借りて退去をして泣き寝入り状態となってしまいました。

退去費用を捻出するという謳い文句で誘い依頼をもらって退去費用を捻出できなかったとしても対応をしない会社はやまほどあります。

ちなみにこの話は全国的に任意売却を謳っている会社の話です。

 

任意売却を初めて利用する方が９割です、残りの１割は過去に任意売却を経験している方もおられます。

その初めて任意売却を利用するみなさんが適切な会社選びをするにはセカンドオピニオンしかありません。

 

当協会でも複数社にご相談することをみなさんにおすすめしています。

１社では良いのか悪いのかを判断するには足りません、1社でも多くの会社へ相談して適切な会社選びをしましょう。

 

すでにどこかに依頼をしていても問題ありません。「今の状況が問題ないのか見てほしい」そういったご相談でもかまいません。

 

失敗しないためにもまずはご相談することから始めましょう。