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【セカンドオピニオン】リースバック後の後悔

【セカンドオピニオン】リースバック後の後悔

 

一般社団法人近畿任意売却支援協会の佐野です。

みなさまいつも当協会の任意売却ブログをお読みいただきありがとうございます。

 

自宅を売却しても住み続けられるリースバックを利用している方はたくさんいらっしゃいます。

住宅ローンが払えなくなり売却しなければならない方も、リースバックを利用し住み続けられた方は多くいらっしゃいます。

 

 

先日当協会ではなく他業者でリースバックを利用し住み続けられた方からご相談をいただきました。

リースバックを利用し住み続けられたのは良いものの、1年ほどで家賃が払えなくなり現在家賃を滞納しているとのこと。

家賃保証会社より、強制執行(強制退去)の手続きに入ると連絡があったそうです。

 

 

現状家賃を支払える状態ではなく、このままでは退去させられてしまうため現在のオーナーから物件を買い取りまたリースバックで住み続けられるようにできないか、という相談でした。

 

このようなケースでは滞納分の家賃を支払うしか住み続けられる方法はありません。

現在のオーナーが物件を売却する確約もなく、売却をして貰えたとしてもより高額になってしまいます。

売買契約、賃貸契約の内容を見ても若干家賃設定は高いですが、まだ許容範囲内ではありました。

 

 

問題は住宅ローンが支払えなくなり任意売却となり、リースバックで住み続けるための家賃設定です。

住宅ローン支払い額よりも2万円以上高い家賃設定となっていましたが、住み続けられるならとリースバックを選択されていました。

 

強制執行(強制退去)させられてしまうのであれば、任意売却で売却し引越し費用をお手元に残す、また高く売却し残債を多く減らせばよかった。。。と後悔されていました。

 

 

リースバックは住宅ローンが支払えなくなっても住み続けられるというすごく良い制度です。

しかし今回のご相談者様のように家賃が支払えなくなり、強制執行(強制退去)させられてしまう方もいるのは事実です。

 

近畿任意売却支援協会ではご相談者様の希望を最優先致しますが、アドバイスは適切に行っています。

住み続けることは大切ですが、リースバック後の後悔をしないためにも家賃設定や売買価格など総合的に分析し、その後の生活がどうなるのか、本当にリースバックを利用したほうが良いのかまで考えなければなりません。

 

任意売却で手放した際の条件とリースバックで住み続けた際の条件など比較し、正しい選択をしなければ、あの時こうすれば良かったと後悔することになってしまいます。

 

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