大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の椿です。

 

毎日、様々なご相談が寄せられている中で『すでに違う業者にお願いしているが、相談は可能でしょうか』という内容の相談をいただきます。

 

結論から言うと媒介契約の解除は可能です。

業者に任意売却を依頼する場合は、媒介契約書に押印記名し「媒介契約」という契約を結びます。この契約は、不動産を売却するときに業者に間に入って買主を探してもらう為に結ぶ契約です。

 

媒介契約書には、一般媒介、専任媒介、専属専任媒介の三種類があります。一般媒介契約はいつでも自由に契約解除することが出来ますが、専任媒介契約の場合は解除する際にそれまでにかかった広告費等を請求される場合があります。もしも何らかの費用を請求された場合は費用明細をもらい費用についての説明を受けましょう。言われるがまま支払う必要はありません。

ただし、契約を解除したい場合は必ず「解除したい」という通知（書面でも電話でも可能です）を行い、あらぬトラブルが起きないよう誠実に対応するようにしましょう。

また、専任媒介契約には契約期間が３カ月と決められており、契約を更新しなければ期間満了となり契約は終了となります。

 

相談される方が「他の業者に依頼したい」となってしまうのには様々な要因があったからだと思います。「住み続けたいのにリースバックは出来ないからと半ば強引に売却で話が進みそうになっている」「定期的な報告がなく時間だけが過ぎていくようでとても不安」「担当者の対応に不信感がある」「話を聞いてくれない、質問しにくい」等、そのまま不誠実な業者に依頼していても不安は募るばかりです。近畿任意売却支援協会では、他社と媒介契約を結んでいる方からのセカンドオピニオンとしてのご相談も受け付けております。

 

任意売却は時間との戦いです。今依頼している業者に気を使って時間を無駄にしてしまうのは本当に勿体ないです。何か不安をお持ちの方は当協会にご相談ください。