2022/09/18 BLOG 住宅ローンの種類と特徴について 一般社団法人近畿任意売却支援協会の椿です。 住宅ローンにはペアローンや連帯債務型のローンなど様々なものがあります。 今回はそれぞれどういった特徴があるのかを簡単にまとめてみました。 〇単独で住宅ローン ・ローンを組む本人の収入に対して借入可能額が決まる ・不動産の持分は本人のみ ・住宅ローン控除を受けることが出来るのは本人のみ ・団体信用生命保険の加入は本人のみ 〇連帯保証型住宅ローン 主債務者が債務を履行しない場合にその債務の履行を保証する人。債務者にはならない。お金を借りた人がお金を返済しないときに返済を肩代わりする約束をした人。 ・収入合算が出来る為、借入可能額が増える ・連帯保証人は不動産の持分を持つことが出来ない ・連帯保証人は住宅ローン控除を受ける事ができない ・連帯保証人は団体生命保険への加入はできない 〇連帯債務型ローン 主債務者とともに債務の履行に責任を持つ人債務者と連帯債務者は共に債務者 となる。お金を貸した側は債務者と連帯債務者の二人にお金を貸しているので、どち らに請求しても良い。 ・収入合算が出来る為、借入可能額が増える ・連帯債務者は一定の要件を満たし、不動産の持分を持つことで住宅ローン控除 を受けることが出来る。 ・団体信用保険は基本的に加入できない。銀行によっては加入できるケースあり ・銀行によっては取り扱いがない場合がある。 〇ペアローン ・二人ともが申込人となりそれぞれが連帯保証人となる。 ・不動産に対してお二人それぞれが持分を持つことになる 持分の割合にきまりはなく、それぞれの借入金額の割合に応じて分けるケースが多い。 ・お二人それぞれが住宅ローン減税を受けることが出来る ・おふたりそれぞれが団体信用生命保険に加入しなければならない ・諸費用が高くなる(金額は銀行によって変動する)二つの住宅ローンを組むことになるのでそれぞれ諸費用が発生することになる。 ※銀行によっては印紙代や住宅ローン融資手数料は銀行によって金額が変わったり発生しないところもあります。 銀行によってそれぞれ対応が異なる為、詳しくは住宅ローンを扱う金融機関の窓口で相談してみましょう。それぞれのローンの違いを理解して慎重に検討しましょう。
一般社団法人近畿任意売却支援協会の椿です。
住宅ローンにはペアローンや連帯債務型のローンなど様々なものがあります。
今回はそれぞれどういった特徴があるのかを簡単にまとめてみました。
〇単独で住宅ローン
・ローンを組む本人の収入に対して借入可能額が決まる
・不動産の持分は本人のみ
・住宅ローン控除を受けることが出来るのは本人のみ
・団体信用生命保険の加入は本人のみ
〇連帯保証型住宅ローン
主債務者が債務を履行しない場合にその債務の履行を保証する人。債務者にはならない。お金を借りた人がお金を返済しないときに返済を肩代わりする約束をした人。
・収入合算が出来る為、借入可能額が増える
・連帯保証人は不動産の持分を持つことが出来ない
・連帯保証人は住宅ローン控除を受ける事ができない
・連帯保証人は団体生命保険への加入はできない
〇連帯債務型ローン
主債務者とともに債務の履行に責任を持つ人債務者と連帯債務者は共に債務者 となる。お金を貸した側は債務者と連帯債務者の二人にお金を貸しているので、どち らに請求しても良い。
・収入合算が出来る為、借入可能額が増える
・連帯債務者は一定の要件を満たし、不動産の持分を持つことで住宅ローン控除 を受けることが出来る。
・団体信用保険は基本的に加入できない。銀行によっては加入できるケースあり
・銀行によっては取り扱いがない場合がある。
〇ペアローン
・二人ともが申込人となりそれぞれが連帯保証人となる。
・不動産に対してお二人それぞれが持分を持つことになる
持分の割合にきまりはなく、それぞれの借入金額の割合に応じて分けるケースが多い。
・お二人それぞれが住宅ローン減税を受けることが出来る
・おふたりそれぞれが団体信用生命保険に加入しなければならない
・諸費用が高くなる(金額は銀行によって変動する)二つの住宅ローンを組むことになるのでそれぞれ諸費用が発生することになる。
※銀行によっては印紙代や住宅ローン融資手数料は銀行によって金額が変わったり発生しないところもあります。
銀行によってそれぞれ対応が異なる為、詳しくは住宅ローンを扱う金融機関の窓口で相談してみましょう。それぞれのローンの違いを理解して慎重に検討しましょう。