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任意売却、債権者との連絡。

任意売却、債権者との連絡。

 

 

約1年前に相談をいただいていた方から連絡があり、再度面談をすることになりました。

1年前の時点でのご相談は、期限の利益を喪失してしまいそう、リースバックで住み続けたい。というご相談でした。

つまり期限の利益の喪失前、当時は住宅ローンの滞納はあるものの、まだ住宅ローンでの支払いが可能な状況でした。

 

債権者的にもこのまま期限の利益を喪失させ任意売却に持って行っても100%住み続けられるかはお約束できない、全ては債権者が提示する販売価格次第、確実に住み続けたいのであればまだ住宅ローンでの返済が可能なうちは住宅ローンでの返済を頑張った方が良い、とご説明させていただきました。

※オーバーローンの状態では、どんな任意売却業者でも、期限の利益の喪失前にリースバックが確実にできるかは判断できませんのでご注意ください。

 

それから約1年色んな任意売却業者に問い合わせリースバックのことについて色々調べたそうですが、高い価格を言ってくる業者も話を進めれば手のひら返しをされるなどリースバックをしてくれる業者は見つからなかったそうです。

 

 

結局当協会に再度相談に来ていただいたのは12月に入ってからでした。

もうリースバックでなくてもいいから任意売却をしたいと言っており、ご依頼をいただいた後に債権者に連絡をすると、、、

任意売却は12月内に決済(売買)をすることが条件だと言われました。

今回の債権者は実際に私もお会いしたこともあり、仲の良い債権者だったのですが、20日程度でお取引まで済まさないといけないとなると非常に厳しい条件です。

 

なぜこのような厳しい条件になったかというと、当初からご相談者と債権者間で交渉をしており、任意売却業者と債権者との交渉ができていなかったこと。

そのやり取りの中で債権者は当初より12月までに取引をしてください、と6月頃から言っていたそうです。

しかしご相談者様は勘違いをしており、12月までに任意売却業者を選べば良いと思っていたそうです。

 

このように任意売却は専門的な知識や経験が必要になります。

確かに交渉事などご自身でされたい方もいらっしゃると思います。

しかし専門用語が飛び交う中で正しい交渉ができないこと、債権者との意思疎通ができない可能性もあります。

近畿任意売却支援協会では交渉も当協会が全て行い、随時ご報告させていただきますので、債権者との連絡や交渉は当協会にお任せいただければ幸いです。

 

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