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【任意売却事例】賃借人が住んでいる物件の任意売却

【任意売却事例】賃借人が住んでいる物件の任意売却

 

 

購入当時はご自身で住んでいても、引越や転勤など環境の変化で購入したマイホームを賃貸に出しているという方は少なからずいらっしゃいます。

 

今回解決した件も、平成10年前後にマンションを購入し20年ほどお住いになり、賃貸物件として貸しているという物件でした。

 

 

相談時には住宅ローンは滞納しておらず、いつ滞納してもおかしくないという状態で、早く売却したいという希望でした。

残債は1600万円ほど残っていたものの、マンションの相場は1400万円ほどで全額完済には届かないような状況です。

 

 

賃借人に貸している不動産の売却は一般の購入者様探しをしても内覧事態断られてしまう可能性やそもそも退去されないという可能性まであります。

そのためそのままオーナチェンジ物件(収益物件)として売却する、もしくは賃借人に退去を依頼するしかありません。

 

 

今回当協会では賃借人に買い取って欲しいと交渉を重ね、無事に買い取っていただけることとなりました。

物件相場と残債の兼ね合いもあり金額交渉には難航したものの、当協会の手数料を割り引くことで、全額完済ができる金額での買取をしてもらうことができました。

 

 

これで相談者様は住宅ローンを滞納したという履歴も残ることなく取引をすることができました。

ご相談者様は残債が残り、最悪売却できなければ競売になる覚悟もしていたとの事でしたが、最高の結果となり私としても良い解決ができたと思います。

 

 

住宅ローンはのこっているが、賃借人がいるマンションや戸建てを売却したいという方はたくさんいます。

そして賃借人がいるから売買価格は下がるだろう、と感じている方はほとんどです。

不動産業者も賃借人がいるという理由で媒介価格の引き下げを打診してきます。

売却方法次第では相場通りに売却をすることができる、相場以上に売却することができます。

 

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