大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

【大阪府柏原市】マンションのリースバック相談事例

 

一般社団法人近畿任意売却支援協会の佐野です。

みなさまいつも当協会の任意売却ブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

大阪府柏原市のマンションにお住まいの方から任意売却・リースバックのご相談・ご依頼をいただきました。

 

 

ご相談者様はファミリータイプマンションに一人でお住まいになっており、住宅ローンは遅れながらも支払っているが、管理費・修繕積立金の滞納と固定資産税の滞納・差押えをされているような状況で、いつ期限の利益を喪失してもおかしくない、という状況です。

 

 

一人でファミリータイプのマンションに住んでいるとため引越しも考えたそうですが、離婚し一緒に住んでいないお子様たちが泊まりに来ることもあり、心配をかけたくないとリースバックを希望しているとのことでした。

 

 

期限の利益を迎えていないこともあり、任意売却では確実に住み続けられるとは約束はできません。

そのこともしっかりと説明した上で任意売却・リースバックのご依頼をいただきました、

 

 

当協会のブログでも何度も説明している通り、任意売却では債権者が販売価格を決めるため、決められた販売価格が著しく高いなどの場合はリースバックどころか、一般売却すらできない可能性もあります。

 

幸い今回の債権者は当協会でも取引の多い債権者で、過去の任意売却事例からみても販売価格が著しく高いなどのことはおそらくないかと思います。

 

 

確実に住み続けるためには住宅ローンを支払い続けるしかありません。

状況的にも住宅ローンを支払えないという方も多いので、期限の利益の喪失前は任意売却のリスクをしっかりと説明しなければトラブルに陥ってしまう可能性もあります。

 

 

今後は期限の利益の喪失まで時間があるため、すぐに金融機関に対し任意売却を申し出ることはせず、住宅ローンの滞納を続けることによって少しでも新生活のために資金に余裕を持たせてから任意売却に着手できればと考えています。

 

 

このような住宅ローン滞納前、住宅ローン滞納中であれば解決まで1年以上かかる可能性もありますので、解決できれば1年後にでも任意売却ブログで良い結果報告ができるように頑張ります。