大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

【任意売却】ご近所さんに知られたくない。知られず売却することはできる？

 

一般社団法人近畿任意売却支援協会の佐野です。

みなさまいつも当協会の任意売却ブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

任意売却の相談時にご近所さんに知られたくない、と言われる方も少なくありません。

確かに任意売却となればプライベートな面が大きく知られたくないと思うのは仕方がないことです。

 

リースバックなどであれば売却した事実を知られないこともありますが、任意売却で退去する場合は、当然お引越しすることとなりますので売却したことは隠せません。

 

みなさんが気にされるポイントは「売却した」「売却している」という行為ではなく、『売却する理由』だと思います。

 

任意売却では幅広く購入者を募るためにレインズという不動産流通サイトに掲載をしなければなりません。

そのため売却していることを隠すことはできませんが、売却理由は任意売却だ、と言う必要はありません。

任意売却は通常売却と同じ販売方法なのでこの物件が任意売却だ、とご近所の方に知られることもありません。

 

 

任意売却でなければ媒介契約によってはレインズに掲載しなくても良いため情報を非公開で売却活動ができます。

しかしより良い条件での売却を目指すのであれば、幅広く情報を公開し購入者を募る方が明らかに有利となります。

 

 

このように任意売却では売却しているということは隠すことができませんが、売却理由を秘密にすることは可能です。

またSUUMOやアットホームのようなポータルサイトに掲載しないことは可能ですが、債権者によっては掲載指示をされることもあります。

 

任意売却を利用したリースバックでも同じようにレインズに登録をしなければならないため、売却をしていること自体を隠すことはできません。

 

しかし、レインズに掲載しなければならない期限よりも早くに購入者を見つけ早期解決することによって売却していること自体を隠せる可能性もあります。

任意売却やリースバックを利用する際は制度を良く知り、メリットデメリットをしっかりと把握してから取り組むようにしましょう。