2022/08/14 BLOG 【リースバック】家賃の利回りの違いは? 【リースバック】家賃の利回りの違いは? 一般社団法人近畿任意売却支援協会の佐野です。 みなさまいつも当協会の任意売却ブログをお読みいただきありがとうございます。 リースバックの家賃は一般的に利回り6%~と言われています。 実際に6%台で利用できている方もいらっしゃいますが10%台の方もいらっしゃいます。 逆に実質4%台でとても低い利回りでリースバックを利用している方もいるので一概に〇%と言うのは難しく、その中でリースバックに成功する確率が高くなってくるのが6%~ということになります。 利回りは、投資額(物件価格)に対して1年間でどのくらい回収できるか、という計算です。 1200万円の物件を月々10万円でリースバックすれば、利回り10%。年間収入120万円 1200万円の物件を月々6万円でリースバックすれば、利回り6%。年間収入72万円 このように利回りが0に近づくほど利用する方にとって有利になります。 あくまでも表面的な計算で目安でしかありません。 マンションのリースバックの場合は、管理費や修繕積立金も購入した投資家が負担することになるため、実質の利回りは低くなってしまいます。 1200万円の物件で月々6万円の家賃、管理費・修繕積立金が2万円。 このような条件であれば実質の利回りは4%、ここからさらに固定資産税も投資家負担となります。 また利回りの上下の違いは物件価格や市場相場で変化します。 みなさん家賃が2万円と聞くと安く感じますよね? しかし売買価格が200万円で家賃が2万円なら利回りは12%です。 12%と言われると高く感じますよね。200万円での6%は月々1万円です。 投資をする側から見れば、月々1万円の回収のために200万円を投資することはほとんどありません。 そのため低価格帯のリースバックの方が高い利回りになっている傾向にあります。 また市場相場が2000万円の物件を1500万円で購入できれば投資家のリスクは低くなります。このような場合は低い利回りでのリースバックが可能になります。 2000万円の6%では月々10万円になります。 この辺りから住宅ローンの支払いとの分岐点となり、その家賃なら住宅ローンを支払っていく方が得になる方も多くいらっしゃいます。 このようにリースバックでは投資額(物件価格)や市場相場によって家賃が変化します。 リースバックを利用するより住宅ローンを支払っている方が良い方もいらっしゃいます。 期限の利益を喪失したため住宅ローンでの返済ができずに、やむを得なくリースバックを選択しなければならない方もいらっしゃいます。 あなたの状況によってリースバックが本当に正しい選択なのか、まずはリースバックを利用する前にリースバックのことを良く知ってから選択するようにしましょう。 名前(必須) メール(必須) 住所 メッセージ 送信
【リースバック】家賃の利回りの違いは?
一般社団法人近畿任意売却支援協会の佐野です。
みなさまいつも当協会の任意売却ブログをお読みいただきありがとうございます。
リースバックの家賃は一般的に利回り6%~と言われています。
実際に6%台で利用できている方もいらっしゃいますが10%台の方もいらっしゃいます。
逆に実質4%台でとても低い利回りでリースバックを利用している方もいるので一概に〇%と言うのは難しく、その中でリースバックに成功する確率が高くなってくるのが6%~ということになります。
利回りは、投資額(物件価格)に対して1年間でどのくらい回収できるか、という計算です。
1200万円の物件を月々10万円でリースバックすれば、利回り10%。年間収入120万円
1200万円の物件を月々6万円でリースバックすれば、利回り6%。年間収入72万円
このように利回りが0に近づくほど利用する方にとって有利になります。
あくまでも表面的な計算で目安でしかありません。
マンションのリースバックの場合は、管理費や修繕積立金も購入した投資家が負担することになるため、実質の利回りは低くなってしまいます。
1200万円の物件で月々6万円の家賃、管理費・修繕積立金が2万円。
このような条件であれば実質の利回りは4%、ここからさらに固定資産税も投資家負担となります。
また利回りの上下の違いは物件価格や市場相場で変化します。
みなさん家賃が2万円と聞くと安く感じますよね?
しかし売買価格が200万円で家賃が2万円なら利回りは12%です。
12%と言われると高く感じますよね。200万円での6%は月々1万円です。
投資をする側から見れば、月々1万円の回収のために200万円を投資することはほとんどありません。
そのため低価格帯のリースバックの方が高い利回りになっている傾向にあります。
また市場相場が2000万円の物件を1500万円で購入できれば投資家のリスクは低くなります。このような場合は低い利回りでのリースバックが可能になります。
2000万円の6%では月々10万円になります。
この辺りから住宅ローンの支払いとの分岐点となり、その家賃なら住宅ローンを支払っていく方が得になる方も多くいらっしゃいます。
このようにリースバックでは投資額(物件価格)や市場相場によって家賃が変化します。
リースバックを利用するより住宅ローンを支払っている方が良い方もいらっしゃいます。
期限の利益を喪失したため住宅ローンでの返済ができずに、やむを得なくリースバックを選択しなければならない方もいらっしゃいます。
あなたの状況によってリースバックが本当に正しい選択なのか、まずはリースバックを利用する前にリースバックのことを良く知ってから選択するようにしましょう。