大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の山本です。

 

みなさんはリースバックの仕組みについてきちんと理解しているでしょうか？

リースバックとは自分の所有している不動産を第三者へ売却した後、賃貸として購入者へ家賃を支払うことで売却後も住み続けることができる仕組みとなっています。

 

リースバックを検討する方が気になるのは大きくわけて３つ

・家賃の金額

・売却価格

・いつまで住むことができるのか

 

今回、お話をするのは家賃についてです。

リースバックの家賃は売却価格によって決まります、売却価格が高くなると家賃も上がり売却価格が低くなると家賃も下がります。

これは購入者の負担が大きく関係していることは理解できると思いますが、詳しく説明するとなると難しいですよね。

 

リースバックを購入する方の多くは投資が目的で買われます。

ただ、お金を持っていると言っても現金で購入する方は全体の1割ほどです。高額になればなるほど銀行の事業用融資を利用しています。

 

住宅ローンを利用している方とは異なる点が事業用融資にはあります。

・住宅ローンの様な長い期間ローンを組むことはできない。

・住宅ローンの金利とは違い高い金利が発生する。

 

このように毎月高い金額の返済をしなければならないうえに固定資産税やマンションであれば管理費修繕積立金などの固定費も購入者負担となるのです。

 

リースバックの相談をすると家賃が高く住宅ローンよりも高いので支払いができるわけがないというケースも中にはあります。

そのほとんどは上記の説明にも述べているように固定費としてそれだけの金額が毎月購入者にかかってしまうからなのです。

決して利益を多くとっているのではありませんのでご注意ください。

 

この仕組みを理解していないとたくさんの会社へリースバックの相談をしたとしても期待に沿える回答は得られません。

一般社団法人近畿任意売却支援協会では、リースバックのご相談を受け希望によってはリースバック時の条件をお伝えすることもしています。

今すぐにではないけど将来的にリースバックを利用しようと検討している場合などお気軽にご相談ください。