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住宅ローンと老後破産

一般社団法人近畿任意売却支援協会の椿です。

 

 

住宅ローンは、人生の中で背負う大きな借金のひとつです。

 

 

結婚して子供ができ、「そろそろマイホーム」をと考えるのは働き盛りの若い方々が多いと思います。購入時の収入条件で住宅ローンを組み、さあこれから頑張って働いて住宅ローンを返していくぞ!と支払いがスタート、しばらく順調に返済できていたものの、年齢を重ねていくうちに、病気など思いもよらない事で収入が減ってしまう事もあります。予想出来ないような事が起きてしまったときのことまで考えてローンを組んでいる人はどのくらいいるのでしょうか。

 

 

年金が受給できるのは65歳からですが、年々減ってきている受給額で、今までと同じように住宅ローンを払いながら生活を維持していけるでしょうか。退職後も住宅ローンの支払いが終らず、退職金を切り崩して住宅ローンの支払いに充て、日々の生活に必要なお金が年金だけに頼らざるをえなくなると必然的に生活は苦しくなってしまいます。

 

働き盛りの30代で住宅ローンを借りた時には、このような未来は誰も描いていないと思います。今はなんともない月々の返済額でも、歳をとった時に同じように払い続けていけるのだろうか…住宅ローンは長い年月を想定して考えなくてはいけません。

 

 

老後破産…当協会にもご相談いただくことが度々ありますが、みなさんが「こんなはずじゃなかった」と話されます。この先ずっと当たり前のように住み続ける事ができると思っていたと。住宅ローンは長い年月をかけて返済していく巨額な借金ですが、なんとなくハードルを低く捉えられがちです。月々の返済額とは別に、維持費なども考えなければなりません。万が一支払いが出来なくなってしまった時、競売にかけられてしまったら「なんとかなる」というわけにはいきません。

 

 

この経済的不安定な時代に、予想外の出来事は誰にでも起こりうることです。

今現在、不安に思っている方がいましたら、決してご自身を責めたり恥じたりする事はありません。少しでも不安に感じたら、出来るだけ早く信頼できる第三者に相談するようにしましょう。

 

 

 

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