大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

ハウスリースバックを成功させるために。

 

一般社団法人近畿任意売却支援協会の佐野です。

 

 

みなさまいつも当協会の任意売却ブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

ハウスリースバックはマイホームを売却しても住み続けられるというすごく良い制度です。逆に購入する投資家から見れば、家賃収入のための投資物件になります。

当然、投資家から見てその物件に利益が無ければ投資家からも良い返事をいただくことはできません。

 

 

ハウスリースバックを成功させるためには『物件価格』と『家賃』のバランスが非常に重要なポイントになります。

一般的にハウスリースバックの利回りは6％～と記載している任意売却業者も多いと思いますが、あくまでも利回りの数字は目安になります。

中には3％台でハウスリースバックを成功させた方もいれば10％を超えハウスリースバックを成功させた方もいらっしゃいます。

 

 

利回りが物件によって大きく違いが出るのは、投資によるリスクと物件価格になります。

リスクとはその物件が近隣の物件相場と比較し安ければリスクは低い、近隣の物件相場よりも高ければ家賃は高くなります。

物件価格での違いは物件価格400万円のハウスリースバックの場合では利回り6％で計算すれば家賃は2万円になります。

2万円では毎月の収入が少なすぎるため投資家も手を出しづらくなってしまいます。

家賃を4万円まで上げれば利回りは12％まで上がり、投資家から見ても非常に魅力的な物件になります。

物件価格が安くなると利回りでのメリットの恩恵が受けやすい傾向にあります。

物件価格が高ければ、高利回りにすると家賃も高くなってしまい、ハウスリースバックを利用する方からすれば家賃が支払えない状態になってしまいます。

 

 

【投資によるリスク】と【物件価格】で利回りの差ができ、『物件価格』と『家賃』のバランスがハウスリースバックを成功させるポイントになります。

ご相談をいただいた時点である程度ハウスリースバックの条件の目安は提示することができますので、ハウスリースバックを検討している方は一度近畿任意売却支援協会にご相談ください。