大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の椿です。

 

皆さん、今年の年賀状は書き終わりましたか？

最近では「年賀終い」という言葉もあるそうです。私自身も、もう何年も家族や親せきへの年賀状はラインやメールで簡単に済ませていたのですが、今年は年賀状を書きました。遠くの親戚に会えないまま一年が終わってしまうので、なんとなく手書きで日ごろの感謝を伝えたくなったのです。来年こそコロナが終息し、元気な日本に戻ることを願っています。

 

突然ですがＢＩＴシステムというものをご存じでしょうか？

ＢＩＴシステムとは、インターネット上で競売物件の情報を公開するシステムで、全国の裁判所で導入されています。

閲覧に特別な許可や申請は必要ないため(個人情報の登録やパスワードの設定も不要です)、公開中は24時間、誰でも閲覧することができます。

 

不動産競売物件の情報として掲載されるのは、

「物件明細書」「現況調査報告書」「評価書」のいわゆる「3点セット」です。

 

ＢＩＴシステムで閲覧できる情報では、所有者などの固有名詞は黒塗りで隠されていますが（裁判所の方では所有者の名前も閲覧可能です）、閲覧可能な三点セットには、物件所在地、間取り、室内の写真などが掲載されるので、所有者にとって気持ちのいいものではありません。

また、本来なら所有者本人や家族間でしか知りえないような事情も、関係人の陳述等として記載されてしまいます。家を失う辛さだけではなく、競売で家を失う前に、こういったプライバシーの面でも大きな精神的負担が強いられます。

 

競売の手続きは所有者の意思とは関係なく進んでいきます。

ローン返済に不安を感じている方も、すでに競売開始決定通知が届いてしまった方も、おひとりで悩まず、近畿任意売却支援協会にご相談ください。

相談のみでも結構です、お待ちしております。