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柏原市の物件調査行って参りました。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の椿です。

先日、柏原市の物件調査の為、柏原市役所に行って参りました。

何度か来たことがあるのですが、建物が新しくなりトイレも綺麗で窓口の方も親切、役所の目の前には河川敷があり、お天気が良かったのでお昼を食べる姿も見られました。

さて、まずは市役所本館のほうで固定資産税の公租公課証明を取得。売買時に必要な大切な書類になります。ご相談者様に記入して頂いた委任状をもって無事取得が完了しました。

 

公課証明の取得が終わったらすぐに別館の方に移動し、所在地にかかる都市計画に基づく制限や建築基準法に関する道路の調査、埋蔵文化財の有無、航空法や砂防法に関するものなど物件に係る法律関係の調査を行います。専門的な言葉も多く、分からない事は窓口の担当者の方に質問しながら、間違いや不備がないようにしっかりと調査しなくてはなりません。

 

法律関係だけではなく、日常生活に必要となるインフラ関係の調査も行います。

電気、ガス配管、上下水道の埋設管調査と、生活に直結する大切な調査です。配管については土壌に今っているものなので、台帳を見せてもらいながら正確な数値を確認します。

 

この調査で終わりではありません。次は大阪府咲洲庁舎まで移動します。

(ハトや鯉?を見ながらの柏原駅までの道のりが地味に好きなんです…)

咲洲庁舎では「建築計画概要書」という書類を取得します。

 

今回調査対象地だった柏原市は、大阪府が建築確認申請・中間、完了検査・許認可業務を行っているので咲洲庁舎まで書類を取りに行く必要があります。ちなみに大阪府内では17市の特定行政庁(17市)のみ、それぞれの役所で建築計画概要書の閲覧、交付を受けることが出来ます。

 

今回の対象不動産は道路が特殊なものだったので道路に関する記録の閲覧も行いました。

 

今回の調査は内容も複雑、移動距離も広かったので1日掛かりでした。

物件の役所調査は、査定や販売活動をはじめるにあたり物件の事をよく知っておく為にもとても重要な調査になります。

無事に終わり、ホッとしています。

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