大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

【相談事例】運転資金のためにリースバック

 

 

リースバックを希望する方はとても多くいらっしゃいます。

任意売却や親族間売買、離婚時のマイホーム問題など、当協会にいただく相談は多岐に渡りますが、リースバックの相談は約半数を占めます。

 

今回相談がいただいた方は、脱サラをして自営業を営んでいる経営者様です。

開業し事業が波に乗らず、貯金も切り崩し、創業当初借りていた運転資金も底をつきそうだと相談をいただきました。

 

物件は大阪市内に20年ほど前に新築で購入したマンションです。

現在では不動産価値がかなり高くなっているエリアのため、問題なくリースバックをすることができ、後は家賃と売買価格のバランスをご相談者様に決めていただくだけになります。

 

 

今回のケースでは支払いができず、期限の利益を喪失してしまった、のような任意売却と併せてのリースバックではありません。

ご自身の資産（マイホーム）を、事業の運転資金に変えるためのリースバックです。

 

マイホームは資産で住宅ローンさえ支払い終われば、家賃もなく住み続けることができますが、マイホームのままではお金には変わりません。

リースバックを利用し、住み続けたままお金に変える方は少なくありません。

運転資金だけではなく、施設の費用や老後資金、お孫さんの教育資金など使い道は自由です。

 

 

どのような理由でのリースバックでも金額の設定は慎重に行う必要があります。

リースバックでは取引価格が高くなればなるほど家賃も高くなってしまいます。

しかし、家賃を安く抑えようとすれば、売買価格が下がってしまいお手元に残る資金が少なくなってしまいます。

このバランスが重要で、今回のように比較的に簡単にリースバックができる方は当協会と打ち合わせをしながら慎重に進める必要があります。

 

リースバックで売却できるのは一度きり。

家賃は安いが価格を安く売却しすぎた、、、高く売却して家賃が高すぎた、、、

など後悔しないリースバックをしなければなりません。