大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

所有者不明土地、調べてみると、、、

 

1年半前から着手していた所有者不明土地の相続問題。

ようやく解決することができました。

 

大阪市内の住宅地の一角。周りは閑静な住宅街なのにその60㎡程度だけ雑草が生い茂り、野良猫などの糞尿により悪臭が漂っており近隣住民から敬遠されていました。

 

当協会がなぜその所有者不明土地を調査するようになったかというと、その土地の隣の相続問題のご相談をいただいていたからです。

隣地のお話しもしてしまうと長くなってしまうため割愛させていただきます。。。

 

 

近隣住民から苦情が来ていた所有者不明土地ですが、昭和23年以降の登記が無く所有者も恐らく亡くなっているであろうことが予測されました。

そこで相続人の調査に着手し半年以上の労力をかけ相続人を探し当てることに成功しました。。。

その相続人の数なんと43人。。。

 

一人ひとりにお手紙を郵送し全員から返事が来れば簡単ですが、全く知らない人の相続人だと言われても信用しない方も多く思うように進みませんでした。

1年以上かけ地道に何度もお手紙を送り、残り5名まで書面を揃えました。

残りの5名は何度お手紙を送っても返事がいただけなかったので、訪問することにし、実際私が、大阪府と兵庫県、そして香川県、広島県、最後に神奈川県までアポなしで訪問してきました。。。

 

お会いできた方もいれば、できなかった方にはお手紙を直接投函し、1年半かけようやく43人全員の書面をいただくことができました。。。

 

 

地道な作業でしたがついに実を結びようやく途方もない作業から解放されます、、、笑

みなさま2024年からは相続登記が義務化されます。

このように相続登記をそのままにしてしまうと、相続が相続を呼び、全く知らない方の相続人となってしまっている、ということも考えられます。

これを機にほったらかしにしている相続登記を改めて確認してみませんか。