2023/02/13 BLOG 自分で任意売却ができる? 自分で任意売却ができる? みなさまいつも当協会の任意売却ブログをお読みいただきありがとうございます。 ここ最近同じ内容の問い合わせが2件続きましたのでご紹介致します。 内容としては『業者を介さず自分で任意売却ってできますか?』というご質問でした。 過去何度もこのような問い合わせをいただいたことはありますが、2件続けてと言うのは初めてです。 私自身任意売却を取り扱い10年以上ですが、ご自身で任意売却を解決できたという方は1人だけしか知りません。 その1人の方はわざわざ結果報告までしていただけたので把握することができましたが、ご自身で任意売却を完結した全ての方が結果報告をしていただける訳ではないため、ご自身で任意売却ができた方はもっと多いかもしれません。 結論としては、ご自身で任意売却をすることは可能です。 しかし債権者や状況によっては自身で任意売却を解決することは不可能です。 結局の所どっちなの?と言われてしまうかもしれませんが、、、 任意売却は債権者に査定書を提出し、近畿レインズに登録し幅広く購入希望者を探す必要があります。 一般の方が近畿レインズに登録をすることはできません。 近畿レインズに登録しなければならない場合はご自身で任意売却をすることは不可能です。 また債権者が複数いる場合は配分案もご自身で作成する必要があります。 債権者Aには○○万円、債権者Bには○○万円、債権者Cには○○万円、この配分で良いのか主の債権者に了解を貰う、などなど、、、 このような状態では主の債権者としては本当に個人でやっていて全ての債権者の了解を得れているのかと不安になってしまいます。 ここで債権者から業者に仲介を入れるように言われることも多々ございます。 当然売主、買主との間で売買契約や重要事項説明書も締結しなければならないため、債権者としては業者が仲介に入り仲介責任を業者に負わせていた方が安心できます。 様々な観点から結局の所ご自身で任意売却をすることは不可能に近い、と言うことになります。 私が知っている、任意売却をご自身で成功させた1人は、 すでに買主が決まっていたこと。 売買価格が周辺相場と比べ高かったこと、 債権者は住宅ローンの1社だったこと。 債権者が柔軟な債権者だったこと。 がご自身で解決できた要因でした。 それでも売買契約書と重要事項説明書の作成は必須だったので、契約書の作成を依頼されたことを覚えています。 任意売却をご自身で行うことは可能ですが、ほとんどの場合はご自身ではできません。 後々のこと、トラブルの可能性を考えると任意売却を専門に取り扱う会社に依頼をすることが賢明です。
自分で任意売却ができる?
みなさまいつも当協会の任意売却ブログをお読みいただきありがとうございます。
ここ最近同じ内容の問い合わせが2件続きましたのでご紹介致します。
内容としては『業者を介さず自分で任意売却ってできますか?』というご質問でした。
過去何度もこのような問い合わせをいただいたことはありますが、2件続けてと言うのは初めてです。
私自身任意売却を取り扱い10年以上ですが、ご自身で任意売却を解決できたという方は1人だけしか知りません。
その1人の方はわざわざ結果報告までしていただけたので把握することができましたが、ご自身で任意売却を完結した全ての方が結果報告をしていただける訳ではないため、ご自身で任意売却ができた方はもっと多いかもしれません。
結論としては、ご自身で任意売却をすることは可能です。
しかし債権者や状況によっては自身で任意売却を解決することは不可能です。
結局の所どっちなの?と言われてしまうかもしれませんが、、、
任意売却は債権者に査定書を提出し、近畿レインズに登録し幅広く購入希望者を探す必要があります。
一般の方が近畿レインズに登録をすることはできません。
近畿レインズに登録しなければならない場合はご自身で任意売却をすることは不可能です。
また債権者が複数いる場合は配分案もご自身で作成する必要があります。
債権者Aには○○万円、債権者Bには○○万円、債権者Cには○○万円、この配分で良いのか主の債権者に了解を貰う、などなど、、、
このような状態では主の債権者としては本当に個人でやっていて全ての債権者の了解を得れているのかと不安になってしまいます。
ここで債権者から業者に仲介を入れるように言われることも多々ございます。
当然売主、買主との間で売買契約や重要事項説明書も締結しなければならないため、債権者としては業者が仲介に入り仲介責任を業者に負わせていた方が安心できます。
様々な観点から結局の所ご自身で任意売却をすることは不可能に近い、と言うことになります。
私が知っている、任意売却をご自身で成功させた1人は、
すでに買主が決まっていたこと。
売買価格が周辺相場と比べ高かったこと、
債権者は住宅ローンの1社だったこと。
債権者が柔軟な債権者だったこと。
がご自身で解決できた要因でした。
それでも売買契約書と重要事項説明書の作成は必須だったので、契約書の作成を依頼されたことを覚えています。
任意売却をご自身で行うことは可能ですが、ほとんどの場合はご自身ではできません。
後々のこと、トラブルの可能性を考えると任意売却を専門に取り扱う会社に依頼をすることが賢明です。