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【リースバック】賃貸契約に必要な費用

一般社団法人近畿任意売却支援協会の佐野です。

 

 

みなさまいつも当協会の任意売却ブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

リースバックで今のお家に住み続ける際には、『賃貸契約』が必要になります。

今回はリースバックの賃貸契約時に必要な費用を解説致します。

 

 

賃貸契約に必ず必要になるのは『家賃保証会社』への加入です。

家賃保証会社は、家賃を滞納してしまった時に、家賃を立替えて家主へと支払いをする会社になります。

保証会社へと加入することによって家主は家賃滞納のリスクがなくなり、また借主への家賃の請求もしなくても良いので、賃貸契約には不可欠です。

また家賃保証会社は毎月の家賃の『口座振替』も代行していますので、借主からしても毎月振込をしなければならない手間も省くことができます。

 

 

家賃保証会社に加入するためには、賃料の1か月分の保証料が必要になります。

※賃料の30%や50%でも良いが毎年の更新料が必要、若しくは1か月分+1万円が必要なケースなど、加入するプラン、加入する保証会社によって費用は変動します。

 

 

『火災保険』もリースバックには必ず必要になります。

こちらの火災保険ですが、自己所有物件の際にすでに加入している方も多くいらっしゃいますが、その火災保険とは別になります。

購入時などに加入している火災保険は、建物自体にかかっている火災保険になります。

リースバックでは建物の火災保険に関しては家主が加入するため、必要ありません。

そのため解約し、払戻しをする必要があります。

リースバックの火災保険は室内用の火災保険となり、2年で15,000~20,000円ほどの火災保険に加入が必要になります。

 

 

その他には家賃が必要となります。

例えば20日にお取引をした場合は、20日から末日までの日割家賃と翌月分の家賃も支払う必要があります。

 

 

リースバック時、賃貸契約に必要な費用は『家賃保証会社』への加入、『火災保険』の加入、日割家賃、翌月分の家賃です。

賃料が7万円なら、家賃保証会社へ7万円、火災保険で1.5万円、翌月分の家賃7万円、+日割家賃となり、15.5万円+日割家賃となります。

 

 

当協会では基本的に敷金や礼金は、賃貸契約時の仲介手数料などもいただいておりません。

しかし中には敷金が必ず必要と言われる投資家もいるのも事実です。

敷金が必要であったとしても、リースバックの条件が良ければ当協会はご相談者様にご提案を致します。

敷金の必要ない投資家との条件を見比べて、ご相談者様が納得できる条件での契約を結んでいただければと考えています。

 

 

リースバックを取り扱う業者も増えてきており、必要のない費用を請求したり、ご相談者様に不利な条件でのリースバックを持ちかける業者もいます。

良い条件でリースバックを成功させるためにも複数社に相談し、各社の条件を見比べることが大切です。

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