大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の谷口です。

 

今回は任意売却本来の意味についてお話をしようと思います。

 

近年、住宅ローンで悩まれる方が急増しそれに伴い任意売却を行う会社増加しております。

 

任意売却とは、住宅ローンや借り入れているお金を返済できなくなってしまった方がとる選択肢の一つで競売ではない解決方法です。

 

基本的には住宅ローンを滞納すると自宅や不動産は金融機関によって競売の対象となります。

金融機関は返済してもらえないお金を回収するために不動産を競売にかけます。

自宅や不動産が競売になると第三者の手へと強制的に渡ります。

 

そんな競売を避けるための任意売却ですが、簡単に説明すると競売で落札される価格よりも多くローンを返済することを前提に金融機関へ競売を回避してもらうことが目的となります。

 

・任意売却は退去費用を捻出することができる。

・任意売却は住み続けることができる。

このようなイメージが先行していますが、金融機関が競売よりも損をしない条件でしか任意売却を行うことはできません。

先ほど述べたイメージは金融機関の条件がでたあとに選択することができます。

金融機関の条件によっては選択できない可能性もあるということを理解していただきたいです。

 

根本的な話をすると住宅ローンや借入を滞納しなければなんの問題も起きません。

ただし、やむを得ない状況で住宅ローンや借入を滞納してしまう方は必ずでてきます。

そんな時には任意売却を選択して競売を回避する方法が現段階で取れる最も良い方法だと思います。

 

ここまでのお話でも説明をした通り任意売却は金融機関との話し合いによって決まる取引です。金融機関の条件をクリアできなければ任意売却をすることができませんのでご注意ください。

 

近畿任意売却支援協会へ寄せられる相談件数はコロナウィルスをきっかけに急増しています。

相談の件数が増えたとしてもそのすべてを解決できるわけではありません。

解決ができないことも中にはあります。

そのほとんどが金融機関との条件が折り合わないことが原因で任意売却ができません。

 

解決の第一歩は早い段階で相談をすることです。

近畿任意売却支援協会でなくてもかまいません、専門会社へ早期ご相談をオススメします。