大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の佐野です。

 

 

みなさまいつも当協会の任意売却ブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

大阪府枚方市の戸建ての任意売却、自己破産のご相談・ご依頼をいただきました。

ご相談者様は住宅ローンの残債は約1000万円あり、他に消費者金融やクレジットカード、個人債権者も含め8社合計380万円程度のお借り入れがありました。

 

 

当協会に相談に来られる前に大手司法書士事務所に任意整理を依頼していたそうですが、3社は交渉してもらえず、さらには残り5社あるうちの1社、約50万円のお借り入れの時効の援用を行い0円にはなったそうですがそのほかは変わらず。

司法書士事務所への支払いは355,190円。分割での支払いを認めてもらえたものの殆ど状況は変わらなかったとのことです。

 

 

結局ご自身で交渉していた消費者金融の1社が給料の差押えの手紙を会社に送ると言われ自己破産と任意売却を決意し当協会に相談に来ていただきました。

ちなみに勤務先への給料の差押えの通知は裁判をして債務確定後でなければ基本的にしてはいけません。

 

 

とはいえ消費者金融も給料の差押えなどの強い言葉を使ってきているので弁護士にも相談を済ませておりすでに受任通知を司法書士事務所も含む各債権者に送っていただいています。

 

 

自己破産では資産を持っていると破産管財人が選定され破産にかかる費用も数十万円高くなってしまう恐れもありますので、先に任意売却でご自宅の処分をした方が費用面から見ても安くなります。

 

 

債権者交渉はこれからですが自己破産の事も考えスムーズに売却できればと考えています。

今回のご相談者様は任意売却と自己破産も選択されましたが、すべての方が任意売却をすれば自己破産をしなければならないというわけではありません。

自己破産をするもしないも個人の考えを尊重すべきです。

中には自己破産に抵抗があるという方も多いと思います。任意売却をして残った債務やその他の債務を今後どのように返済していくのかも含め当協会の弁護士へと相談することも可能です。

任意売却だけではなく、弁護士へと債務のご相談をしたいとお気軽にお申し付けください。