2021/08/28 NEWS 任意売却の相談先は不動産業者?弁護士?銀行? 一般社団法人近畿任意売却支援協会の佐野です。 みなさまいつも当協会の任意売却ブログをお読みいただきありがとうございます。 任意売却の相談をするためにはどこに相談をすれば良いかお悩みの方もたくさんいらっしゃいます。 任意売却専門の業者、不動産業者、弁護士、司法書士、銀行それぞれ特色や対応が違います。 今日はご相談先について解説致します。 まず任意売却は『不動産取引』をするため、『宅地建物取引業』の免許が必要になります。 相談は弁護士や司法書士、銀行にすることも可能ですが、不動産取引自体は不動産業者に依頼する必要があります。 不動産業者に相談する場合 上記で記載しているように任意売却は宅地建物取引業の免許が必要です。 街で見かける不動産業者は全て宅地建物取引業の免許を取得していますので任意売却を扱うことは可能です。 しかし大手不動産仲介業者や街の不動産業者に任意売却の相談をしても、『任意売却』という言葉や、大まかな流れを知っていても『正しい知識』を持っている営業は限りなく少ないと思います。 実際に大手不動産仲介業者に任意売却を依頼し、途中で投げ出されたというご相談者様もいらっしゃいます。 任意売却では通常の不動産取引には無い専門的な知識が必要になります。 債権者への交渉や、差押え解除のため役所との交渉など複雑な取引ですので経験の浅い不動産業者に相談することは得策ではありません。 弁護士や司法書士に相談する場合 債務の相談に関しては弁護士や司法書士に相談をすることは正しい事ですが、自己破産などの債務を整理する過程での『不動産取引』となりますので結局は、弁護士・司法書士の懇意にしている不動産業者に紹介する形になります。 任意売却に関する相談ではなく、債務に関する相談となり、各士業では相談料などが必要になり、また弁護士・司法書士主導の売却になる可能性もあるのでご依頼者様たちの希望に沿った任意売却での解決ができるかが不透明です。 銀行など金融機関に相談する場合 住宅ローンを滞納してしまいそうなど支払いに関しては銀行に相談することが一番です。 しかしあくまでも支払いに関してです。 返済条件の見直しなどリスケジュールの提案など、お支払いに関しては金融機関にしか申込をすることはできません。 任意売却ではなく、マイホームを手放さないためのリスケジュールは銀行に相談することをお勧めします。 任意売却専門業者に相談する場合 当協会のような任意売却やリースバックを専門に扱っている業者では、任意売却や債務整理などの相談もすることが可能です。 任意売却専門業者では多くの任意売却を解決していますので、専門的なアドバイスや、ご相談者様の希望に沿った提案をしてもらえます。 また弁護士や司法書士などと提携している業者も多いので債務の相談もすることができます。 当協会の弁護士や司法書士には無料で相談することができますので、直接弁護士に相談することで必要になる相談料が不要となります。 任意売却は専門的な知識と経験が必要となりますので任意売却を専門に扱っている業者に依頼することをお勧めいたします。
一般社団法人近畿任意売却支援協会の佐野です。
みなさまいつも当協会の任意売却ブログをお読みいただきありがとうございます。
任意売却の相談をするためにはどこに相談をすれば良いかお悩みの方もたくさんいらっしゃいます。
任意売却専門の業者、不動産業者、弁護士、司法書士、銀行それぞれ特色や対応が違います。
今日はご相談先について解説致します。
まず任意売却は『不動産取引』をするため、『宅地建物取引業』の免許が必要になります。
相談は弁護士や司法書士、銀行にすることも可能ですが、不動産取引自体は不動産業者に依頼する必要があります。
不動産業者に相談する場合
上記で記載しているように任意売却は宅地建物取引業の免許が必要です。
街で見かける不動産業者は全て宅地建物取引業の免許を取得していますので任意売却を扱うことは可能です。
しかし大手不動産仲介業者や街の不動産業者に任意売却の相談をしても、『任意売却』という言葉や、大まかな流れを知っていても『正しい知識』を持っている営業は限りなく少ないと思います。
実際に大手不動産仲介業者に任意売却を依頼し、途中で投げ出されたというご相談者様もいらっしゃいます。
任意売却では通常の不動産取引には無い専門的な知識が必要になります。
債権者への交渉や、差押え解除のため役所との交渉など複雑な取引ですので経験の浅い不動産業者に相談することは得策ではありません。
弁護士や司法書士に相談する場合
債務の相談に関しては弁護士や司法書士に相談をすることは正しい事ですが、自己破産などの債務を整理する過程での『不動産取引』となりますので結局は、弁護士・司法書士の懇意にしている不動産業者に紹介する形になります。
任意売却に関する相談ではなく、債務に関する相談となり、各士業では相談料などが必要になり、また弁護士・司法書士主導の売却になる可能性もあるのでご依頼者様たちの希望に沿った任意売却での解決ができるかが不透明です。
銀行など金融機関に相談する場合
住宅ローンを滞納してしまいそうなど支払いに関しては銀行に相談することが一番です。
しかしあくまでも支払いに関してです。
返済条件の見直しなどリスケジュールの提案など、お支払いに関しては金融機関にしか申込をすることはできません。
任意売却ではなく、マイホームを手放さないためのリスケジュールは銀行に相談することをお勧めします。
任意売却専門業者に相談する場合
当協会のような任意売却やリースバックを専門に扱っている業者では、任意売却や債務整理などの相談もすることが可能です。
任意売却専門業者では多くの任意売却を解決していますので、専門的なアドバイスや、ご相談者様の希望に沿った提案をしてもらえます。
また弁護士や司法書士などと提携している業者も多いので債務の相談もすることができます。
当協会の弁護士や司法書士には無料で相談することができますので、直接弁護士に相談することで必要になる相談料が不要となります。
任意売却は専門的な知識と経験が必要となりますので任意売却を専門に扱っている業者に依頼することをお勧めいたします。