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【大阪府・大阪市】任意売却の相談事例。住宅ローン滞納のきっかけは『転職』

一般社団法人近畿任意売却支援協会の佐野です。

 

みなさまいつも当協会の任意売却ブログをお読みいただきありがとうございます。

 

摂津市にお住いの方から任意売却のご相談ご依頼をいただきましたのでご紹介いたします。

 

今回のご相談者様は摂津市のマンションに夫婦とまだ小さいお子様の3人でお住いになっています。

数年前に中古マンションを住宅ローンを利用して購入し、リフォーム価格、諸費用もローンを組んで借り入れをしていました。

当時は夫婦共に正社員で働いていましたが、奥様はお子様が生まれたことにより、産休、育休取得後に退職し、子どもと一緒にいる時間を大切にしたいと正社員ではなくアルバイトで働くようになったそうです。

 

奥様はアルバイトに転職しましたが、住宅ローンや管理費、固定資産税なども滞納もなく支払うことができていました。

しかしご主人がステップアップのために選択した『転職』をきっかけに住宅ローンを滞納するようになってしまったとの事でした。

 

住宅ローンを組んでいる事で転職自体も慎重に勧めていたご相談者様は、有給と公休を含め約2か月間の休みがあり、その間に就職先を決めようとしていましたが、就職先が決まったのは4か月後のことでした。

就職先にも妥協しなかったこともあり、好条件の勤務先に就職することができ安心していたのも束の間いざ働き始めると、朝8時に出勤し連日仕事が終わるのが深夜1時を回り、激務のため休憩も取れない、上司も休日出勤をしているため休めない、などいわゆるブラック企業だったとのことでした。

 

そんな状況で仕事を続けることもできず、結果1カ月で退職することになってしまい、また就職活動を始めることになりましたが、なかなか就職先も決まらず貯金も底をつき住宅ローンの滞納をするようになってしまったそうです。

 

ご相談者様は任意売却をしてできるだけ多くの債務を返済したいとの希望です。

債権者交渉はこれからなのでまだ何も決まっていませんが、今回はリフォーム費用と諸費用も住宅ローンに組み込んでいるので、全額完済までは難しいかもしれませんが、購入当初よりもマンションの価格も上がっていることもあり、全額完済に近い金額での売却をしたいと考えています。

 

『転職』がきっかけとなり、住宅ローンを滞納してしまう方は少なくありません。

どれだけ計画を練った転職でもいざ働いてみると思っている職場と違ったということも大いにあり得ます。

今回のご相談では住宅ローンを滞納し、期限の利益を喪失してからのご相談でしたが、滞納前にご相談をいただいていれば、また違った解決方法もご提案できた可能性もあります。

 

何かのきっかけで住宅ローンの支払いが厳しいと感じれば、滞納をしてしまう前に近畿任意売却支援協会にご相談ください。

ご自宅を手放さないためより良い解決方法をご提案いたします。

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