大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の佐野です。

 

大阪市平野区で離婚に伴う任意売却・リースバックのご相談、ご依頼をいただきましたのでご紹介いたします。

 

既に離婚されており、住宅ローンと不動産の名義はご主人のご自宅に奥様とお子様3人の計4人で住まわれています。

ご主人は同じ大阪市平野区内に賃貸物件を借り、養育費と奥様家族の住んでいるお家の住宅ローンを支払い暮らしていましたが、2重の支払いで生活が苦しくなって、住宅ローンを滞納するようになってしまったとの事でした。

 

離婚はされていますがご主人、奥様のおふたりでご相談にきていただき、お話をさせていただきました。

ご主人は住宅ローンが払えなくなり銀行から一括返済を求められている、つまり期限の利益を喪失している状態です。

 

お二人の希望は任意売却を利用しリースバックで住み続けたいとのことです。

リースバック後の家賃は奥様が支払って行くとの事です。

奥様はこんな事になるのであれば一言相談してもらえれば住宅ローンも立て替えたのにと悔しそうにしておられました。

残債務や不動産の状況からして恐らくリースバックは可能ですが、結果は債権者交渉次第となります。

 

離婚に伴う任意売却を利用してのリースバックはとても多いご相談内容です。

離婚時には住宅ローンの支払いをご主人がする約束をしていたが、二重生活となり支払う約束の住宅ローンが支払えなくなるということはよくあります。

住宅ローンが払えなくなったと言いにくい、言えないというお気持ちもわかりますが、そのままにしてしまうと事態は悪化するばかりです。

このようなことが無いように、住宅ローンの引き落としの通帳は奥様が管理し滞納していないということを確認することも1つの手です。

 

今回は奥様とご主人お二人でご相談に来ていただきましたが、離婚しているということで相手方には会いたくないとおっしゃられるケースは多くあります。

そのような場合でも当協会が相手方とお話しさせていただきますのでご安心ください。