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コロナによって変化したもの。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の川野です。

 

新型コロナウイルスの感染が広がり始めて1年が経ちました。

関西圏では緊急事態宣言が解除され、感染者数も下降している様子が見受けられます。4月からはワクチンの接種が始まります。本当にコロナが収束する事を願っています。

 

現在では、マスクの着用が当たり前になり、除菌グッズを持ち歩いている方も少なくはないと思います。企業でも対応策として出勤数を減らし、自宅でのテレワークを推奨しているところも数多く存在しています。

 

そんなコロナ禍の中、住まいの形、自宅に求められていることも変わりつつあります。

今までは職場へ出勤する事が当たり前だったのに対し、現在では在宅勤務が増える事で、週に出勤する回数が減り、職場からある程度離れた場所、人が多い中心部より人が少なく静かな郊外を選ぶ方が増えているようです。

 

また、エリア探しだけではなく、物件の室内に求める条件も変わりつつあります。

自宅で仕事をする事が増える為、テレワークスペースを求める方が増えているようです。

自宅での仕事は気持ちを切り替える事ができなかったり、書類などを広げるスペースが無かったりと今までは休息の場所であった自宅で仕事をする事に慣れない方もいらっしゃると思います。また、子供がいる世帯では仕事に集中できない、家族がいる事でリモートワークでの会議しづらい事もあると思います。

 

さらに注目されているのは洗面台の位置です。今までお風呂の横に洗面スペースがある間取りがほとんどでしたが、玄関先に洗面台を設置したいと考えている方が増えているようです。外出先から家へ戻った際に真っ先に手洗いうがいをする人が増えていますが、洗面台へたどり着くまでに電気のスイッチなど、どうしても触れなければならない箇所があります。そこで玄関先に洗面台を置く事で、その不安を解消できる事ができます。

 

コロナ禍の影響で働き方や生活の仕方が変わってきていますが、それに伴い自宅に対する考え方も変化しているようです。

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