大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の速水です。

 

コロナ離婚がニュースでも取り上げられる中、この近畿任意売却支援協会にも離婚をきっかけに任意売却を検討されている方が増えています。

 

先日のご相談は、コロナによるリストラが原因で職を失ってしまったご家族からでした。

 

相談に来られた佐藤さん（仮名）は、15年勤めた製造業の会社をリストラされてしまいました。

理由は取引先企業からの発注が軒並みストップしたことによる売上減少が理由でした。

会社も佐藤さんのことを思い、退職金も少しですが最後にと出してくれたそうです。

 

しかし、コロナ渦によりたくさんの企業が求人を出すことをやめ、新卒の採用をやめるなどの動きをとっています。

そんな中で安定した新しい仕事も見つかるわけもなく、毎月の住宅ローンの支払いや税金の支払いなどでついには貯金や退職金も底をついてしまいました。

 

そんな状態が続けば佐藤さん家族の仲が悪くなるのは目に見えていました。

 

そして、ある日を境に二人の間には埋めれない溝ができてしまいました。

それは住宅ローンの支払いを滞納したことによる競売開始決定通知が届いたことが原因でした。

 

そのことをきっかけに我慢ができなくなった佐藤さんの奥さんは子供を連れて実家のある田舎へ帰ってしまいました。

後日奥さんからは弁護士を通じて離婚届が届きました。

 

コロナウィルスによる死者も増えていますが、ニュースにはならない所でもその影響から人生を狂わされてる人はたくさんいます。

 

佐藤さんもその一人です。

感染の脅威から自粛が囁かれている中、国からの補助は一部しか受けれていないのも事実です。

感染の恐怖もありますが、仕事や家族を失ってしまう恐怖もまたあるのは事実です。

大切な家族を守るためにしなければいけないことはたくさんあります。

 

近畿任意売却支援協会では、離婚による不動産の問題から住宅ローンの支払い、税金の支払いなど債務についてのご相談も受け付けています。

取り返しのつかない状況になる前にまずはご相談ください。