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不動産担保ローンを正しく利用しましょう。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の佐野です。

 

ノンバンクの不動産担保ローンを利用したために競売にかけられてしまった、本当は売却したくないのに売却し返済を迫られるという相談を多数いただいております。

 

銀行系の住宅ローンは変動金利で0.5パーセント台から1パーセント前後で利用できます。

住宅ローンとは違いますが不動産担保ローンは10パーセント前後~14パーセントを利息として取る業者もいます。

また不動産担保ローンのために貸金を業として行っている不動産業者(別法人ですが)もいます。

審査も甘くお手軽に利用できるのは、担保となる不動産に資産力がある為、借りた方がデフォルトを起こしたとしても競売の申し立てや、不動産を売却させたお金で返済を見込めるため、とても簡単に利用できます。

 

またそのような不動産担保ローンやフリーローンのように宣伝している会社は、金融機関の任意売却のように借入を一部返済し、残った債務を分割で返済していくことは認めてもらえないことがほとんどです。

簡単に説明すると、全額返済をするか、競売で処分するかのどちらかしかないということです。

当然滞納せず毎月返済していればそのようなことにはなりませんが。

 

しかし競売を申し立てするまでの滞納回数も金融機関よりも短いですし、明らかな高金利です。

実際にあった相談では2度滞納してしまったため、競売を申し立てされたというご相談者様もいらっしゃいます。

競売の申し立てをされてしまっても一括返済をすれば問題ありませんが、実際返済できる方はほとんどいないと思います。

そのため、競売で落札されてしまうか売却して全額返済するかのどちらかになってしまいます。

ご相談者様の中には、自宅を売却しないために借りた不動産担保ローンのせいで、あっというまに自宅を売却しなければならなくなった、という方もいます。

できる事なら金融機関の不動産担保ローンやフリーローンを利用し、できる限り低金利で安全にお借入れすることをお勧めいたします。

 

近畿任意売却支援協会ではこのような高金利の不動産担保ローンを利用しているが借り換えたい方や、滞納してしまいそう、滞納をしているため一括返済を求められている、競売にかけられてしまったなどのご相談も承っております。

安心して近畿任意売却支援協会にご相談ください。

 

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