大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の谷口です。

 

近畿任意売却支援協会のご相談は、大阪を中心として近畿エリアにお住まいの方のご相談を受け付けています。

 

大阪や兵庫にお住まいの方からのご相談はもちろんのこと、最近では奈良にお住いの方からのご相談が増えています。

 

そこで、先日解決した奈良市内にお住まいのＫさんのリースバックについてお話しようと思います。

 

 

ご相談に至ったきっかけは離婚したことが原因でした。

離婚後はどちらかがそのまま自宅に住み続けることが基本です。

そこで問題となるのが住宅ローンの支払いをどうするか？

 

私がよく耳にするのは住宅ローンの支払いを旦那さんが養育費代わりとして支払うというのが多いです。

しかし、そのほとんどが数年後に支払われなくなります。

 

今回のご相談者である奈良市にお住いのKさんもその一人でした。

離婚後、養育費の代わりとして住宅ローンの支払いを続けると家庭裁判所で話し合って決めました。

 

それから5年後、

離婚や奈良にある自宅の問題も忘れていた頃に銀行から届いたのは支払督促の手紙でした。

気にもしていなかった状態での支払督促には驚きました。

 

5年ぶりに奈良を出た元旦那さんへ連絡をすると数か月前から求職中で支払いができなかったと言われたそうです。

そこでKさんは慌てて銀行に連絡するも滞納分を一括で支払ってくださいと言われ、どうすることもできなくなってしまい、なにか解決方法はないかと近畿任意売却支援協会を見つけたそうです。

 

金融機関によっても変わりますが、滞納分を一括でもしくは払える分だけすぐに支払ってほしいなど返済方法は様々です。

さらに最悪なのは滞納分だけでなく、残っているローンを全て一括でということがあります。そんなの出来るわけがないと思われますよね。

しかし、滞納が続いてしまうと実際に金融機関からそのような通知が届きます。

 

そうなってしまうと時間はあまり残されていません。金融機関は次の手続きとして裁判所へ競売の手続きを行います。

まず、止めなければいけないのがこの競売の手続きです。

 

Kさんの場合は、競売の手続きが始まる前でしたので任意売却にてリースバックを利用する十分な時間を確保することができました。

リースバックは思っているよりも時間がかかります。

その理由は条件（家賃・買い戻す・期間・金額）が人によって様々だからです。

 

競売が始まってしまったからといってリースバックができないわけではありません。

実際に奈良にお住いの方で競売が始まって終わる1ヶ月前に解決した方もおられます。

 

近畿任意売却支援協会では、最後まで諦めずにご相談いただいたみなさんと一緒に解決に向けて取り組んでいきます。

 

不動産の問題はどんなことでもご相談ください、専門のスタッフによる適切なアドバイスをさせていただきます。