大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の佐野です。

 

みなさんこんにちは。

 

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言がついに出ました。

当協会も事務スタッフは緊急事態宣言が解けるまでは自宅待機としました。

 

先月末のブログにも住宅ローンの返済を一時停止した方が良いと書きましたが、金融機関には本当に検討して貰いたい。

実際、競売の入札や、配当要求終期の公告は延期されています。

ただ延期をするだけでは、競売で落札される期間が先延ばしされその間は住み続ける事ができるため、少しの時間稼ぎにはなる。

しかし、競売が延期されるということは、延滞金、遅延損害金も刻一刻と増えています。

 

緊急事態宣言が出て、競売の延期などこのような事態になっていることを考えれば、遅延損害金の停止をすることは当然の事だと思います。

 

住宅ローン減税の対象を広げることなどの補償はこれから購入するお客様への下支えではあるが、すでに購入をして住宅ローンを支払い続けているみなさんへの補償が大切です。

 

全国銀行協会や住宅金融支援機構の取扱い代理店に問い合わせをし、コロナショックによる住宅ローンの特例などがないか聞いてみましたが、今までと変わらずの返済猶予しかないとの事。

 

住宅ローンの支払いが難しい方はお借入れの金融機関にまずはご相談し、リスケジュールという形にはなると思いますが、少しでも返済の猶予を取り、このコロナショックを乗り切っていきましょう。

 

収入が減ってしまって住宅ローンの返済が難しいと思ったら、「滞納する前」にお借入れの金融機関にご相談することが大切です。

リスケジュールをしてもこの先が不安だ、とお考えの方は当協会にご相談ください。

 

任意売却や競売になる前にまずは「ご自宅を手放さない」方法を一緒に探しましょう。

任意売却しか方法がなくても、そのまま今のお家に住み続ける事が可能です。

あなたに合った最善の解決策をご提案させていただきます。

 

 

（参照）住宅金融支援機構、ホームページ「ご返済が困難になっているお客様へ」

https://www.flat35.com/files/300334035.pdf