大阪で任意売却による自宅の売却や競売回避のお手伝いをしています。

一般社団法人近畿任意売却支援協会の川野です。

 

大手の不動産会社でリースバックのＣＭが放送されるようになり、「リースバック」についての需要は、年々増えてきているのだと実感しています。

 

今回は需要が増えてきている、リースバックでのご相談があったＹさんについてお話させていただきます。

 

相談に来たＹさんは、

住宅ローンの滞納について任意売却では有名なある会社で既に相談をしていました。

その不動産会社では、住み続ける方法であるリースバックを提案され

Ｙさんにとっても「環境を変えることなく住み続けることが可能なのであれば」と親切な対応してくれたこともありその不動産会社にて依頼をしたそうです。

 

しかし、

１ヶ月、２ヶ月と経ってもリースバックの話はおろか活動の状況などの報告もなく

Ｙさんから連絡をしないと答えてくれないなど初めて会った時の印象からは想像ができないくらいひどい対応だったそうです。

さらに、依頼をしていた不動産会社からは「Ｙさんの場合だとリースバックはできないです」「売却をして退去費用捻出するしかないと思います」と伝えられたそうです。

 

依頼時に聞いていた内容とは違うことからＹさんはその会社が信用できなくなり、近畿圏任意売却支援協会に改めて相談に来られました。

 

当協会に来られた時には自宅が金融機関より競売にかけられており、残された時間はあまりありませんでした。

結果としてＹさんはリースバックにて解決することができず、十分な退去費用を捻出することで新しい環境にて生活を始めました。

 

Ｙさんのように

リースバックを検討しているのであれば、早い段階でのご相談が必要になります。

Ｙさんも決して遅くはありませんでしたが、依頼した会社によってリースバックという選択肢を潰されてしまったといっても過言ではありません。

 

当協会では相談だけでも構いません。

現在依頼している会社が不安なので教えてほしいなど、不動産に関してのトラブルや問題解決にも取り組んでいます。